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サウジアラビアのムハンマド皇太子の関与が指摘された2018年の記者殺害事件を巡り、アメリカのトランプ大統領は「皇太子は何も知らなかった」と擁護する姿勢を示しました。
アメリカ トランプ大統領
「色々起きたが、彼(皇太子)は何も知らなかった。それで終わりにしよう。ゲストに恥ずかしい思いをさせる必要ない」
ホワイトハウスの執務室でムハンマド皇太子と会談したトランプ大統領は、2018年に殺害されたサウジアラビア人記者、ジャマル・カショギ氏の事件について、トランプ氏は「皇太子は何も知らなかった」と擁護したうえで、質問を続ける記者に対して「ゲストに恥ずかしい思いをさせる必要はない」と遮りました。
ムハンマド皇太子は「痛ましいことで重大な過ちだ」と強調したうえで、「同じようなことが二度と起こらないよう制度を改善した」と述べました。
カショギ氏はトルコのサウジアラビア総領事館で殺害され、アメリカの情報機関は2021年、ムハンマド皇太子が「記者の拘束または殺害を承認した」と結論付けていました。
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