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オーストリアの画家のグスタフ・クリムトが描いた肖像画がオークションにかけられ、現代美術作品として最高額となる日本円で約367億円で落札されました。
18日、ニューヨークのサザビーズで行われたオークションにかけられたのは、クリムトが1910年代に制作した「エリザベート・レーデラーの肖像」です。
クリムトのパトロンの娘を描いたもので、約20分間の競りの末、2億3640万ドル、日本円で約367億円で落札されました。
これはサザビーズが販売した現代美術作品の中で最高額だということです。
落札者は公表されていません。
同じ日にはイタリア人アーティスト、マウリツィオ・カテラン氏が制作した「黄金のトイレ」も出品されました。
約100キログラムの18金が使われ、実際に使うこともできるということです。
金の価格が高騰するなか、使われた金の量の時価とほぼ変わらない1000万ドルから開始されましたが、入札者は1人しかおらず、手数料を加えた1210万ドル、日本円で約18億8000万円で落札されました。
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