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高市総理の台湾有事を巡る発言に中国が反発を強めるなか、次は「パンダ」に矛先が向いています。
■台湾有事発言“パンダにも矛先”か
上野動物園のシャオシャオとレイレイ。今、日本にいるジャイアントパンダは来年2月に返還予定のこの2頭だけですが、その後、日本からパンダがいなくなるかもしれません。
中国メディア「北京日報」は専門家の見解として「両国関係の緊張が続けば、中国はパンダの新たな貸し出しを停止する可能性がある」と伝えています。
四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センターも、今後の見通しについて「回答できない」としています。
■SNSに“高市総理の風刺画”
発端は、高市総理の台湾を巡る発言…。
中国軍広報のSNSアカウントでは高市総理を名指しして、爆弾の上に座ってマッチを擦る風刺画や、「憲法」と書かれた本を燃やし亡霊を呼び覚ます風刺画、「火遊びをする者はいずれ自らの身を焼くことになる」という文言を添え、海に落ちる動画などを続けざまに投稿しています。
緊張が和らぐ兆しは見えませんが、高市総理は…。
高市総理大臣
「先月末、私と習主席との間で戦略的互恵関係の包括的推進と建設的かつ安定的な関係の構築という大きな方向性を確認しました。こうした考えに一切変わりはございません」
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