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アメリカでは今、若者だけでなく、中高年層にも嗜好(しこう)品としての大麻製品が広まり、代わりにアルコールの消費量が減っています。
ブルームバーグ・インテリジェンス
アナリスト ケネス・シェイ氏
「感謝祭でくつろごうとするアメリカ人の多くが、アルコールの代わりに電子たばこ型の大麻吸引器や大麻グミなどを選ぶようになっています」
大麻はアメリカ連邦法でヘロインなどと同じ、違法薬物に分類されていますが、全米のほぼ半数の州が嗜好目的での使用を合法化しています。
感謝祭の七面鳥に大麻成分を加える人も現れ、中高年層が帰省してきた子と大麻成分を含むグミを食卓で食べる光景も見られるようになったといいます。
アメリカの2024年の大麻産業の市場規模はおよそ4兆7000億円(300億ドル)に拡大する一方、アルコール消費量は数十年ぶりの低水準に落ち込んでいます。
ブルームバーグが9月に行った調査では、およそ51%が「少なくとも週1回はアルコールの代わりに大麻を摂取している」と回答しています。
(「グッド!モーニング」2025年11月26日放送分より)
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