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世界有数の観光地ニューヨーク市で初めて本格的カジノの事業計画が承認され、メジャーリーグの球場と一体化した大規模統合型リゾートが誕生します。
ニューヨーク市ではこれまで、いわゆるラスベガス型の本格的カジノは認められていませんでしたが、今回3つの事業者の計画が承認されました。
なかでも、メジャーリーグメッツのスタジアムの隣接地に建設が予定されているカジノは、球団のオーナーで著名な投資家でもあるスティーブ・コーエン氏と、レストランなどを運営するハードロック・インターナショナルが手掛ける統合型リゾートです。
この計画には日本円で総額およそ8300億円が投じられ、ホテルやコンサート会場も建設される予定です。
3つのカジノによってニューヨーク州はライセンス料だけでおよそ2300億円の収入となり、2027年からの10年間で総額およそ1兆1000億円の税収増加を見込んでいます。
今後、州の委員会の判断を経て年内に最終決定される見通しで、最も早くて2030年の開業を予定しています。
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