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韓国の非常戒厳から1年となるのに合わせ、拘留中の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が書面でコメントを出し、改めて戒厳が正当なものであったと主張しました。
弁護士を通じ公開した書面コメントで尹氏は当時の野党により「憲政秩序が危機に瀕している状況だった」とし、「大統領の権限で非常事態を宣言し、憲政秩序を正そうとした」と戒厳の正当性を改めて主張しました。
そのうえで「国民を踏みにじる政権に『レッドカード』を与えて下さい」と支持者らに呼び掛けています。
一方で、非常戒厳に関わった軍人や公務員については「正当な命令に従ったという理由で弾圧や苦痛を受けることがあってはならない」とし、関係者を処罰する方針を示している現政権を牽制(けんせい)しています。
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