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南米チリで大統領選挙の決選投票が行われ、外国人の排除を強硬に訴えた右派のカスト候補が勝利しました。
14日に実施されたチリの大統領選は、右派のホセ・アントニオ・カスト候補(59)と、現在の左派政権の後継、ジャネット・ハラ候補(51)の決選投票となりました。
これまでにカスト氏の得票率が6割ほどになり、勝利しました。
チリでは移民が増え、治安が悪化しています。
カスト氏はアメリカのトランプ大統領のように、不法移民の強硬排除策や治安対策での軍隊動員、国境の壁建設を訴え、支持を集めました。
就任式は来年3月で、4年ぶりに右派の大統領が誕生します。
中南米ではトランプ氏に同調する右派勢力の復権が目立ち始めています。
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