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ロシアの外務次官はウクライナを巡る和平交渉で譲歩しない姿勢を改めて強調しました。
ロシアのリャプコフ外務次官は16日、アメリカのABCニュースのインタビューでウクライナの安全保障を巡って「ロシアはレッドラインを維持する」と述べました。
これは、ウクライナ領内へのNATO軍や有志連合の軍事部隊の駐留を拒否するものです。
この発言はウクライナとアメリカ、欧州各国が15日にベルリンで協議し、ロシアとの停戦後にウクライナの安全を確保するため、多国籍軍を創設する方針を示していたことを受けてのものです。
また、ドイツのメルツ首相が提案したクリスマス休戦について、ロシアのペスコフ報道官は「ウクライナが短期的で実行不可能な解決策を望んでいるのであれば、ロシアが停戦に参加する可能性は低い」と述べ、否定的な考えを示しました。
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