1
おととしのノーベル平和賞受賞者で、イラン当局に拘束された人権活動家の夫らが会見し、早急に解放するよう訴えました。
2023年にノーベル賞を受賞したイランの人権活動家、ナルゲス・モハンマディさんの夫が16日にパリで記者会見し、モハンマディさんや一緒に拘束された人権活動家らを早急に解放するように訴えました。
また、オンラインで会見に参加した弟は、拘束された際に治安当局から暴行を受けたモハンマディさんについて、「家族や医師との面会をイラン当局が拒否している」と非難しました。
モハンマディさんの弟 ハミドレザ モハンマディさん
「警棒で顔、頭、首を殴打されたことが確認されている。首と顔には打撲の痕がある。また過去に手術を受けていて、心臓に持病があり、過去に心臓発作を起こしている」
モハンマディさんは12日、イラン北東部で人権派弁護士の追悼式に参列した際、治安当局を批判する演説をして他の人権活動家とともに拘束されました。
広告