イランで起きた反政府デモに参加し、国外に逃れたイラン人のミュージシャンがANNのインタビューに応じ、治安部隊による厳しい弾圧の様子を語りました。
イラン人ラッパー メラージュ・テヘラニさん
「まるで戦場でした。革命防衛隊は実弾入りの銃や武器を持っていたが、私たちは何も持っていませんでした」
ロンドンで活躍するイラン人ラッパーのテヘラニさんは、家族に会うため故郷のテヘランに滞在していた今月8日夜、デモに参加しました。
メラージュ・テヘラ二さん
「私がいたテヘラン北部のタジリシュだけで約10万人が集まりました。自由やよりよい生活、民主的な生活を求め、多くの人はパーレビ元皇太子の名を叫んでいた」
治安部隊は当初、デモ隊に対して催涙ガスやゴム弾で威嚇していたといいます。
しかし、9日に最高指導者・ハメネイ師が「外国への協力者は決して許さない」などと演説して以降、発砲をためらわなくなったといいます。
メラージュ・テヘラニさん
「前日からインターネットが止まり、金曜夜から殺害が始まりました。ここは戦場です。兵士がバンバンと撃つのを見て下さい。撃たれた男性は亡くなったと聞きました。彼らはためらいなく撃ちました」
9日のデモの後、テヘラニさんは隣国のトルコに出国して無事、イギリスに戻りましたが、デモに参加した友人やいとこが亡くなったといいます。
メラージュ・テヘラニさん
「現政権は簡単に人々を殺し続けます。私たちには国外からの助けが必要なのです。私は人々の声になりたい。イランの人たちは声を奪われています」
今後、自身のラップでもイランの民主化を訴えていきたいと話しました。
「まるで戦場…」イランデモの実情 参加の男性ラッパー「外国の助けを」身内も死亡
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