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EU(ヨーロッパ連合)の首脳らが「対ロシア制裁」や「ウクライナへの巨額の融資計画」を議論しましたが、ハンガリーなどが反対して合意できませんでした。
EUの首脳らは19日、ロシア産の原油や貿易、銀行などを対象とする、第20弾の対ロシア制裁やウクライナへの900億ユーロ=16兆円規模の融資計画を議論しましたが、合意に至りませんでした。
ハンガリーとスロバキアが反対したとみられます。
ハンガリーはロシア産原油を輸送するパイプラインが損傷し、1月から稼働停止していることについて「ウクライナが復旧を意図的に遅らせている」と主張しています。
オルバン首相は19日の首脳会議の前にパイプラインが復旧し「ハンガリーに石油が到着するまではウクライナに有利な決定を支持しない」と表明していました。
「これは政治的な話ではない。石油がなければ、ハンガリーの家庭と企業は破綻する」と強調しています。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は首脳会議で演説し、EUによる融資について「国民の命を守るための財源として必要不可欠だ」として、すみやかに合意するよう訴えました。
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