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今、スウェーデンで世界中が注目するプロジェクトが進行中だ。巨大な教会を丸ごと動かすというもの。一体、どんな事情があるのだろうか。
5キロ先の新市街地まで…2日間かけ移動
祈りの言葉を述べた教会の司祭。すると、後ろの大きな教会が動き始めた。
トレーラーにのせられ町の中をゆっくり進むのは、スウェーデン北部の北極圏の町・キルナにあるキルナ教会。住人や観光客も、この光景に目が釘付けだ。
キルナ住民
「歴史が目の前で展開されるのを目撃するのは非常に興味深いです」
「歴史が目の前で展開されるのを目撃するのは非常に興味深いです」
キルナ教会は、1912年に建造されたスウェーデン最大級の木造建築。2001年に国内で行われた世論調査では、1950年以前に建てられた史上最高の建築物に選ばれている。
そんな教会が、一体なぜ街中を移動しているのか?
キルナの地下には、世界最大級の鉄鉱石の鉱山がある。長年の採掘で地盤沈下の恐れがあり、キルナの町の中心部をそっくり別の場所に移すプロジェクトが長年進められている。
今回の教会の移動もその一環だ。教会は5キロ離れた新市街地まで2日間かけて移動する。
キルナ教会 レナ・ティャルンベルグ牧師
「教会はキルナの魂のような存在であり、安らかな場所でもあります。そのため、教会を移転させることは非常に重要です。しかし、この場所を離れる必要があるため、人々は悲しんでいると思います。誰もが悲しさと、喜びが混ざった日だと思います」
「教会はキルナの魂のような存在であり、安らかな場所でもあります。そのため、教会を移転させることは非常に重要です。しかし、この場所を離れる必要があるため、人々は悲しんでいると思います。誰もが悲しさと、喜びが混ざった日だと思います」
教会の移転は20日の午後に終了し、来年の末に新しい場所で運営が再開される予定だ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年8月20日放送分より)
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