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停戦の見通しが立たない中で起きた、ロシアによるウクライナへの大規模攻撃。キーウで23人が死亡、EUの関連施設などにも被害が及びました。欧州各国からは、ロシアとウクライナの首脳会談は実現しないという声も上がっています。
「進展があった」と米ロ首脳が互いを褒めたたえたアラスカ会談から2週間。ウクライナの状況は和平とは程遠いままです。それどころか、全面侵攻の開始から2番目に大きな規模のキーウへの攻撃でした。
市民
「見ての通り、和平交渉は成果なし。人々は苦しんでいる」
「見ての通り、和平交渉は成果なし。人々は苦しんでいる」
28日明け方のキーウ中心部を襲ったミサイルの閃光。住宅街の真ん中で炎が広がっていきました。
市民
「マンションに命中した。燃えている」
「マンションに命中した。燃えている」
子ども4人を含む23人が死亡、53人が負傷したキーウへの攻撃。
市民
「爆発で窓が吹っ飛んだ。ちりや煙に包まれ、ガラスの破片だらけだった」
「妻が行方不明で電話に応答しない。どこにも名前がなくて探し続けている」
「爆発で窓が吹っ飛んだ。ちりや煙に包まれ、ガラスの破片だらけだった」
「妻が行方不明で電話に応答しない。どこにも名前がなくて探し続けている」
和平とは正反対のロシアの行いに、こう言わざるを得ません。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「プーチンは和平への道ではなく、ミサイルを選んでいます」
「プーチンは和平への道ではなく、ミサイルを選んでいます」
今回の攻撃は、これまで比較的ロシアのミサイル攻撃を受けにくいとみられてきたキーウ中心部に被害が集中しました。使われたミサイルは31発、無人機598機。ロシアは「軍事施設を狙った」としていますが、住宅や教育施設、病院など被害を受けた建物は200を超えています。EU代表部のビルや、イギリスの国際文化交流機関も被害を受けました。キーウの関連施設を含めた大規模攻撃に、ヨーロッパは和平交渉への疑いを深めています。
フランス マクロン大統領
「これがロシアの考える平和だ。恐怖と蛮行。フランスはこの無意味で残酷な攻撃を最も強い言葉で非難する」
「これがロシアの考える平和だ。恐怖と蛮行。フランスはこの無意味で残酷な攻撃を最も強い言葉で非難する」
EU フォンデアライエン委員長
「EUの建物も襲ったキーウへの攻撃に強い憤りを感じています。ロシアが相手を恐怖に陥れ、老若男女問わず無差別に殺害し、欧州連合さえ標的にすることも辞さないことを示しています」
「EUの建物も襲ったキーウへの攻撃に強い憤りを感じています。ロシアが相手を恐怖に陥れ、老若男女問わず無差別に殺害し、欧州連合さえ標的にすることも辞さないことを示しています」
ドイツ メルツ首相
「ゼレンスキー大統領とプーチン大統領の会談が実現しないことが明らかになった」
「ゼレンスキー大統領とプーチン大統領の会談が実現しないことが明らかになった」
欧米にできることは、ウクライナへの兵器支援とロシアへの制裁です。トランプ政権は、長距離攻撃が可能なミサイル3000発以上のウクライナへの売却を承認しました。一方で、今回の攻撃については。
ホワイトハウス レビット報道官
「大統領は一報に不満を示しましたが、驚きはしませんでした。大統領は情勢を注視していますが、戦争が続く限り殺戮(さつりく)も続きます。大統領より追って追加の声明があるはずです」
「大統領は一報に不満を示しましたが、驚きはしませんでした。大統領は情勢を注視していますが、戦争が続く限り殺戮(さつりく)も続きます。大統領より追って追加の声明があるはずです」
トランプ大統領の声明は日本時間29日午後10時時点で出ていません。
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