1
トランプ大統領再選の立役者とされる保守系の活動家を銃撃し殺害したとして、22歳の男が逮捕されました。拘束の一報はトランプ氏が自らテレビ番組で発信しました。
家族らに犯行ほのめかす
日本時間の12日午後9時ごろ、拘束について、最初に口火を切ったのはトランプ大統領でした。
トランプ大統領 FOXニュースにて
「容疑者を拘束したのだと思います」
「容疑者を拘束したのだと思います」
スタジオに入る5分前に情報が入り、容疑者に「非常に近い人物」が説得して出頭させたと説明しました。
大統領の発言から2時間後…。
ユタ州 コックス知事
「我々は彼を捕まえました」
「我々は彼を捕まえました」
トランプ大統領再選の立役者とされている保守系の活動家、チャーリー・カーク氏。銃撃して殺害した疑いで拘束されたのは、22歳のタイラー・ロビンソン容疑者です。事件発生から33時間での拘束でした。
コックス知事
「9月11日の夜、容疑者の家族が友人に連絡を取り、その友人がワシントン郡保安官事務所に、ロビンソン容疑者が事件の犯行を自白またはほのめかしたという情報を連絡してきました」
「9月11日の夜、容疑者の家族が友人に連絡を取り、その友人がワシントン郡保安官事務所に、ロビンソン容疑者が事件の犯行を自白またはほのめかしたという情報を連絡してきました」
ワシントン郡は現場の大学までおよそ400キロ離れ、車で3時間半ほどかかるユタ州の南西端に位置する場所です。
捜査員が12日未明にロビンソン容疑者を拘束した時、暗殺現場を訪れた時とほぼ同じ格好だったといいます。
ただ、防犯カメラ捜査をかく乱させようとしたのか屋根の上で銃撃した時には着替えていたといいます。
容疑者の家族が捜査当局の事情聴取に応じたことも明かされました。
コックス知事
「ロビンソン容疑者は『カーク氏は憎しみに満ち、憎しみを広めている』と家族に話し、事件前にカーク氏が事件現場となった大学に講演に来ることを話していました」
「ロビンソン容疑者は『カーク氏は憎しみに満ち、憎しみを広めている』と家族に話し、事件前にカーク氏が事件現場となった大学に講演に来ることを話していました」
捜査当局は容疑者のルームメートとのメッセージアプリのやりとりも押収しました。
容疑者がルームメートに送った内容
「ライフルは茂みに隠しました」
「弾丸には刻印をいれている」
「ライフルは茂みに隠しました」
「弾丸には刻印をいれている」
実際に、ライフルは大学近くの茂みで発見され、使われていなかった弾丸には「ファシストよ」「これを読むことがあればその時お前は同性愛者だ」などと刻印が入っていたといいます。
米メディアによると、カーク氏は過去に「同性愛は間違い」などと発言していました。
支持拡大に貢献した若手実力者を失ったトランプ大統領は「有罪判決が下され死刑が執行されることを願っています」と述べました。
(「グッド!モーニング」2025年9月13日放送分より)
広告