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アメリカでトランプ大統領に近い保守活動家のチャーリー・カーク氏が射殺された事件で、検察は22歳の容疑者に死刑を求刑する方針です。
死刑求刑へ 検事が異例の説明
国賓としてイギリスを訪問しているトランプ大統領。カメラに満面の笑みを見せました。
ウィリアム皇太子夫妻の出迎えに、馬車でのパレードと、イギリス側の歓迎ぶりがよく分かります。
留守にしているアメリカでは、国内の分断を深めた事件の裁判が始まりました。
日本時間の17日朝、裁判所に初出廷したロビンソン容疑者(22)。トランプ氏に近い保守活動家、チャーリー・カーク氏が殺害された銃撃事件で、検察が加重殺人など7つの罪で訴追しました。
検察官
「わたしたちは、ついさっき死刑を求める旨の通知書を提出しました」
「わたしたちは、ついさっき死刑を求める旨の通知書を提出しました」
グレイ検事
「容疑者は、カーク氏の政治的表現に基づき、標的にしたと考えられます。しかも子どもたちが現場にいて、殺人を目撃する可能性があると認識していました」
「容疑者は、カーク氏の政治的表現に基づき、標的にしたと考えられます。しかも子どもたちが現場にいて、殺人を目撃する可能性があると認識していました」
極刑を要求するに至った理由についてはこう述べました。
グレイ検事
「軽々しくこの判断を下しておらず、入手可能な証拠と状況、犯罪の性質のみに基づき、検事として独立して下した判断です」
「軽々しくこの判断を下しておらず、入手可能な証拠と状況、犯罪の性質のみに基づき、検事として独立して下した判断です」
検察が「独立した判断だ」と強調したのは、トランプ大統領の発言を意識したとみられます。
トランプ大統領
「彼が“有罪判決”を受けることを願っています。彼が“死刑判決”を受けることを願っています」
「彼が“有罪判決”を受けることを願っています。彼が“死刑判決”を受けることを願っています」
トランプ氏は数日前に出演したFOXニュースで、容疑者に“死刑”を要求。
今回の事件は、ロビンソン容疑者がトランスジェンダーを擁護する立場として保守活動家のカーク氏を憎悪し犯行に及んだ可能性が高いとみられています。
トランプ政権幹部「組織的」
動機の解明や司法による判断は、まだこれからですが、政治思想による対立は深刻化しています。
バンス副大統領のX投稿
「聖パウロは、私たちに神の武具を身につけよと教えています。チャーリー(カーク氏)が命をかけた大義のために真実を語ることで統一されたアメリカを再建しましょう」
「聖パウロは、私たちに神の武具を身につけよと教えています。チャーリー(カーク氏)が命をかけた大義のために真実を語ることで統一されたアメリカを再建しましょう」
日本時間の17日、バンス副大統領は殺害されたカーク氏が担当していた番組の映像を投稿しました。
バンス副大統領
「彼は祖国のために喜びを分かち合う戦士でした。彼はアメリカを愛していました」
「彼は祖国のために喜びを分かち合う戦士でした。彼はアメリカを愛していました」
番組では、トランプ政権の幹部が事件の背景に左派組織による組織的なキャンペーンがあったと主張していました。
ミラー大統領次席補佐官
「あらゆる政府の材料を使ってテロリストのネットワークを特定し、解体するなどして、アメリカ国民のために再びこの国を安全にします」
「あらゆる政府の材料を使ってテロリストのネットワークを特定し、解体するなどして、アメリカ国民のために再びこの国を安全にします」
AP通信は、トランプ大統領や政権メンバーが一部の団体を国内テロリストに特定することを話し合っていると報道しています。
NPOのリーダーら数十人の共同書簡(AP通信から)
「言論を封じ、対立する見解を犯罪化するなどの試みは私たちの民主主義を損ない、すべてのアメリカ人に害を与えます」
「言論を封じ、対立する見解を犯罪化するなどの試みは私たちの民主主義を損ない、すべてのアメリカ人に害を与えます」
(「グッド!モーニング」2025年9月18日放送分より)
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