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アメリカのトランプ大統領が、自分に批判的なテレビ局の放送免許を取り消すべきと発言しました。
番組が無期限の休止となったジミー・キンメル氏。
殺害された右派政治活動家に対しては、哀悼の意を表していました。
揶揄したのは、事件直後のトランプ大統領のこの軽い振る舞いです。
アメリカ トランプ大統領(11日)
「(Q.ご友人のカーク氏の急逝、お悔やみ申し上げます。この1日半をどう乗り越えたのですか)とても元気だ。ところで、あのトラックを見てくれ。ホワイトハウスで新しい大広間の建設が始まったんだ」
「(Q.ご友人のカーク氏の急逝、お悔やみ申し上げます。この1日半をどう乗り越えたのですか)とても元気だ。ところで、あのトラックを見てくれ。ホワイトハウスで新しい大広間の建設が始まったんだ」
ジミー・キンメル氏(15日の番組)
「これは友人の殺害を悼む大人の態度じゃない。金魚をなくして悲しむ4歳児と同じだ」
「これは友人の殺害を悼む大人の態度じゃない。金魚をなくして悲しむ4歳児と同じだ」
そもそも、トランプ大統領は、就任直後、政府による検閲を禁止するとしていました。
アメリカ トランプ大統領(3月)
「アメリカは、言論の自由を取り戻した」
「アメリカは、言論の自由を取り戻した」
『言論の自由』は本来、権力を監視し、市民の知る権利を支え、社会の健全性を保つ仕組みです。
しかし、トランプ大統領は、就任後、テレビ局のCBSとニューヨークタイムズ紙のそれぞれに対して、2兆円以上の損害賠償を求める訴訟を起こしています。CBSは「大統領選での偏向報道について」、ニューヨークタイムズ紙は「自分に批判的だから」です。
CBSは、和解しました。ただ、トランプ大統領が嫌っていた看板番組は、打ち切りを決定しています。
アメリカ トランプ大統領
「ネットワーク系列のトーク番組は、トランプ叩きばかりやっている。私を否定的に伝えたり、報じたりするなら免許制の局は、その免許を取り消すべきではないか」
「ネットワーク系列のトーク番組は、トランプ叩きばかりやっている。私を否定的に伝えたり、報じたりするなら免許制の局は、その免許を取り消すべきではないか」
政治風刺の文化を守ってきたコメディアンたち。芸での抵抗をあきらめてはいません。
ニュースキャスターと記者との掛け合いコントです。
ザ・デイリー・ショー(18日放送)
「きょうもお届けします。“政権コンプライアンス番組”。大騒動になっていますが、反対派が正しい?トランプは言論封殺をしている?」
「ジョン、そんなまさか。アメリカ市民は、どんな意見でも、自由に表明できます。言論封殺なんて、HA HA HA。私たちは、多様な視点を持つ国家違いを恐れません」
「ドナルド あなたに 仕えます」
「ドナルド あなたを 愛してる」
「きょうもお届けします。“政権コンプライアンス番組”。大騒動になっていますが、反対派が正しい?トランプは言論封殺をしている?」
「ジョン、そんなまさか。アメリカ市民は、どんな意見でも、自由に表明できます。言論封殺なんて、HA HA HA。私たちは、多様な視点を持つ国家違いを恐れません」
「ドナルド あなたに 仕えます」
「ドナルド あなたを 愛してる」
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