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アメリカのトランプ大統領が、今度は外国映画への関税をちらつかせ、政敵を批判し銃撃事件を宗教への攻撃と主張するなど、SNSで対立を次々とあおるような発言を続けています。
政敵を攻撃「無能な知事」
トランプ大統領のSNSから
「アメリカの映画産業は、まるで“赤ん坊からキャンディーを盗む”ように、他国によってアメリカ合衆国から盗まれました。私はアメリカ国外で製作されるあらゆる映画に100%の関税を課します」
「アメリカの映画産業は、まるで“赤ん坊からキャンディーを盗む”ように、他国によってアメリカ合衆国から盗まれました。私はアメリカ国外で製作されるあらゆる映画に100%の関税を課します」
なぜ、今なのでしょうか?今年の5月以来、またしても外国映画への関税を主張したトランプ大統領。攻撃は政治的に敵対する人物へも。
トランプ大統領のSNSから
「無能な知事を抱えるカリフォルニア州は特に大きな打撃を受けています」
「無能な知事を抱えるカリフォルニア州は特に大きな打撃を受けています」
映画の本場ハリウッドがあるカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は民主党系です。対立をあおるかのようなトランプ氏の発言は他にも…。
FBI前長官への報復予告?
28日、アメリカ・ミシガン州で男が車で教会に突っ込んだ後、銃を乱射し火を放った事件。(死亡4人、けが8人)
容疑者はその場で射殺され、動機は明らかになっていませんがトランプ氏は…。
トランプ大統領のSNSから
「これは、アメリカにおけるキリスト教徒を標的とした新たな攻撃のようです」
「これは、アメリカにおけるキリスト教徒を標的とした新たな攻撃のようです」
キリスト教徒への攻撃と、事件の背後に宗教的な対立があるかのような発言。
さらに、大統領の地位を得た今、報復ともとれるような行動を起こそうとしています。
大統領選挙の前に、複数の容疑で起訴されたトランプ氏。去年6月、FOXニュースのインタビューにこう答えていました。
「犯罪者でもないのに、彼ら(司法当局)は私を逮捕しようとしています。この選挙が終わったら、私は彼らを追及するすべての権利を持つでしょう」
ターゲットになりそうなのがFBIの前長官、クリストファー・レイ氏です。
レイ氏は、2021年に起きたトランプ氏支持者による議会襲撃事件を捜査した人物です。トランプ氏は、レイ氏が「嘘の説明をした」と非難したうえで…。
トランプ大統領のSNSから
「FBIは群衆の中に247人の捜査官をひそかに配置していました。おそらく捜査官が扇動する側として行動したのでしょう」
「FBIは群衆の中に247人の捜査官をひそかに配置していました。おそらく捜査官が扇動する側として行動したのでしょう」
根拠を示さないまま、一方的に批判しました。これにはアメリカメディアも陰謀論に傾倒した誤った主張だと批判しています。
(「グッド!モーニング」2025年9月30日放送分より)
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