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トランプ大統領とゼレンスキー大統領がホワイトハウスで3回目の首脳会談を行いました。注目される巡航ミサイル「トマホーク」の供与について、トランプ大統領は慎重姿勢を示しました。
トランプ氏、トマホーク供与は「悪い影響の恐れ」
首脳会談の前日、アメリカに到着したゼレンスキー大統領。一方、会談直前のトランプ大統領は、戦争の行方を左右する首脳会談の直前とは思えない光景。トランプ大統領は、イタリアの有名歌手、アンドレア・ボチェッリさんの歌声に聞きほれていました。
この面会の直後、日本時間18日午前3時ごろ。両首脳は握手を交わし、穏やかな表情で再会しました。
トランプ大統領
「(Q.戦争は終結するんですか?)We can!(我々はできます!)」
「(Q.戦争は終結するんですか?)We can!(我々はできます!)」
会談の冒頭、トランプ大統領から「ジャケットすごく美しいですね」と言われたゼレンスキー大統領が「そうでしょう」と答える場面もありました。
トランプ大統領
「我々はトマホークについて話すつもりだし、むしろトマホークを必要としないようにしてもらいたい。正直なところ、戦争が終わってくれたほうがずっといい」
「我々はトマホークについて話すつもりだし、むしろトマホークを必要としないようにしてもらいたい。正直なところ、戦争が終わってくれたほうがずっといい」
会談で注目されるのは巡航ミサイル「トマホーク」をアメリカがウクライナに供与するかどうかです。
「トマホーク」は首都モスクワも射程に入るミサイルで、プーチン大統領は供与された場合「良好になってきたロシアとアメリカの関係崩壊につながる」と警告しています。
トランプ大統領
「トマホークは非常に強力な兵器ですが、危険な兵器でもあります。(供与によって)事態がエスカレートすれば、多くの悪い影響を及ぼす恐れがあります」
「トマホークは非常に強力な兵器ですが、危険な兵器でもあります。(供与によって)事態がエスカレートすれば、多くの悪い影響を及ぼす恐れがあります」
トランプ氏、プーチン氏と会談へ
16日、トランプ大統領とプーチン大統領が行った電話会談では、戦争終結に向けてハンガリーの首都ブダペストで首脳会談を行うことに合意しました。
プーチン大統領にもトマホークの供与には慎重であることを事前に伝えていました。両首脳は「2週間以内」に会うことになるといいます。
電話協議を終えたトランプ大統領は自らのSNSに、プーチン大統領と「ウクライナとの戦争が終結した後のロシアとアメリカの貿易について、多くの時間を割いて話し合った」と投稿しました。
(「グッド!モーニング」2025年10月18日放送分より)
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