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2025年10月21日 20:13

野菜“拾う人”中国で急増…若者までも一体なぜ?

野菜“拾う人”中国で急増…若者までも一体なぜ?
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 落ちている野菜を目当てに、静まり返った市場に夜な夜な人が集まってきているのです。

野菜を“拾う人”急増 なぜ?

中国のSNSから
「まずフルーツを見てみよう。傷んだのはいらない」
「ラッキーかも。ちゃんと包んである。メロンだ。カビてる」
「宝を見つけた、うれしい。たくさんある、ほとんど傷んでいない」
“野菜拾い”
“野菜拾い”

 実はここ中国。業者が残したり捨てて行った野菜を目当てに、“野菜拾い”が若者にまで広がっているのです。一体、なぜなのでしょうか…?

中国のSNSから
「宝探しを体験したいと思います」
「助っ人の張さんを呼んだ、一緒に行こう」

 唐辛子の肉炒めを作るという2人。早速、唐辛子をゲットです。

ナスをゲット
ナスをゲット
中国のSNSから
「社長、このナスはもういらないの?」
社長
「いらないよ」
張さん
「ありがとう。全部新鮮だ」

 不況が長引く中国では若者の失業率が高く、大学を卒業しても就職するのが難しい状況です。そのため、“野菜拾い”で少しでも節約しようというのです。

「拾わなかったらもったいない」
「拾わなかったらもったいない」
中国のSNSから
「使える野菜は見逃さないぞ」
「野菜を拾うのは恥ずかしい?」
「別に恥ずかしくない。どうせ捨てるもの。拾って家で食べる。拾わなかったらもったいない」

 “野菜拾い”で、少なくとも月に2万円の節約になるそうです。

「きょうの“収穫”です」
「きょうの“収穫”です」
中国のSNSから
「2人で2つの袋がいっぱい」
「これがきょうの“収穫”です」
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