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アメリカのトランプ大統領が、国防総省に核実験の開始を指示した。これを受け、被爆地からは「ノーベル平和賞に値しない」と抗議の声が上がっている。
広島県被団協と県原水禁「到底許せない」
6年ぶりの再会となったアメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席。
トランプ大統領
「会えてうれしい」
「会えてうれしい」
習近平国家主席
「再会できてうれしい」
「再会できてうれしい」
アジア歴訪のクライマックスとなったが、この握手の1時間前、トランプ大統領はSNSにある投稿をした。
「他国が核実験を実施しているため、私は戦争省(国防総省)に同等の核実験を開始するよう命じた。その手続きは直ちに始まるだろう」
会談直前に、国防総省に核兵器の実験を始めるように指示していたことを明らかにしたのだ。
アメリカは1992年以来、33年間にわたって核爆発を伴う核実験を行っていない。
トランプ大統領
「(Q.計画を変更して核実験を始める理由は?)みんな、ありがとう。ありがとう」
「(Q.計画を変更して核実験を始める理由は?)みんな、ありがとう。ありがとう」
なぜ会談直前に核実験開始の指示を明らかにしたのか。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、実行すれば軍拡競争が再燃する可能性があるとしている。
トランプ大統領の核実験開始の指示。被爆地から抗議の声が上がっている。
広島県被団協と県原水禁
「核兵器を利用してのいかなる行いも、核兵器の使用・威嚇の一環であり到底許せない」
「核兵器を利用してのいかなる行いも、核兵器の使用・威嚇の一環であり到底許せない」
広島県被団協などは、抗議文をアメリカ大使館宛に送った。さらに、長崎市・鈴木史朗市長はこのように発言した。
「実際に核兵器実験を即開始するということになれば、ノーベル平和賞には値しないのではないか」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年10月31日放送分より)
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