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インドネシア西部のスマトラ島を襲った大雨による死者・行方不明者がともに400人を超えています。また、新たに10人ほどの日本人が孤立状態になっていることも分かりました。
住宅3000棟損壊 30万人避難
一面に広がる洪水の爪痕。胸まで泥につかり、懸命の捜索活動が続きます。
インドネシア・スマトラ島で、1週間にわたり続いた豪雨。大雨は洪水を引き起こし、人々の生活は一瞬で奪われました。
被災者
「ここは私の家でした。家族9人がここにいました。何も残っていません。すべてが失われ、着ている服だけが残りました。他に何も持ち出せませんでした。あの時、水が家の中に押し寄せ、私たちは怖くて逃げました。戻ってみると、家はなくなっていました。壊滅状態でした」
「ここは私の家でした。家族9人がここにいました。何も残っていません。すべてが失われ、着ている服だけが残りました。他に何も持ち出せませんでした。あの時、水が家の中に押し寄せ、私たちは怖くて逃げました。戻ってみると、家はなくなっていました。壊滅状態でした」
スマトラ島北部を中心に洪水や土砂崩れが相次いでいます。
インドネシア国家防災庁によると、これまでの死者は442人、負傷者は646人に上っていて、今も400人以上の行方が分かっていないということです。
3000棟近くの住宅が損壊し、およそ30万人が避難を余儀なくされています。
被災者
「これはこの地域、そしてこの村で経験した中でも最悪の事態の1つです。これまでの人生でこんなものは見たことがありません」
「これはこの地域、そしてこの村で経験した中でも最悪の事態の1つです。これまでの人生でこんなものは見たことがありません」
外務省によると、数日間にわたる豪雨の影響でインドネシアのアチェ州で日本人10人弱が孤立状態になっているということです。
現地の大使館は孤立している日本人と連絡がとれていて、現時点で健康状態に異常はないということです。
今後、地元当局と連携し、ヘリコプターでの救助などを含め避難方法を検討しています。
(「グッド!モーニング」2025年12月1日放送分より)
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