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笑顔でメダルを受け取りました。ストックホルムでノーベル賞の授賞式が行われ、京都大学の北川進さん(74)と大阪大学の坂口志文さん(74)がそれぞれメダルを授与されました。
10年ぶりの日本人同年ダブル受賞
厳かな雰囲気の中、入場したのはスウェーデンのグスタフ国王です。日本時間の11日未明、ノーベル賞の授賞式が始まりました。
場所はスウェーデンのストックホルム・コンサートホール。100年以上の歴史を持つ管弦楽団の本拠地です。
家族や共同研究者らを含め1500人以上が見守ります。
名前を呼ばれたのは、ノーベル化学賞を受賞した京都大学特別教授の北川進さん。背筋を伸ばし、しっかりとした足取りで国王の前に進みます。
緊張した面持ちでメダルと賞状を受け取り、3回お辞儀をすると会場は拍手に包まれました。
受賞後、会場から出てくると、記者からの問いかけに右こぶしで答えました。
そしてもう一人、生理学・医学賞を受賞した大阪大学特別栄誉教授の坂口志文さん。うれしそうな表情で国王からメダルを受け取り、こちらも3回のお辞儀をしました。
研究を一番近くで支えた妻の教子さんも笑顔で拍手を送ります。
日本人の同年ダブル受賞は10年ぶりの快挙です。
(「グッド!モーニング」2025年12月11日放送分より)
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