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ノーベル賞の授賞式から一夜、大阪大学の坂口志文特別栄誉教授(74)と京都大学の北川進特別教授(74)、2人の喜びの声が入ってきました。
2人そろってメダル披露
10年ぶりとなる日本人の同年ダブル受賞。坂口さんと北川さんが、スウェーデンのストックホルムで行われたノーベル賞の授賞式に臨みました。
一夜明け、2人そろって会見を行いました。
坂口さん
「やはり皆さんの視線の中で(メダルを)もらうという緊張感はあった」
「やはり皆さんの視線の中で(メダルを)もらうという緊張感はあった」
北川さん
「(メダルを)受け取った時に(国王と)握手するんです。メダルを落とさないように受け取ってちゃんとやると。そこはものすごく緊張しました」
「(メダルを)受け取った時に(国王と)握手するんです。メダルを落とさないように受け取ってちゃんとやると。そこはものすごく緊張しました」
冒頭でメダルを披露してくれました。
坂口さん
「毎日いろんなイベントがあり、それをこなしているところだった。きのうセレモニーがありまして、国王からメダルをいただきまして、非常に光栄に思っております」
「毎日いろんなイベントがあり、それをこなしているところだった。きのうセレモニーがありまして、国王からメダルをいただきまして、非常に光栄に思っております」
北川さん
「余裕があまりないというか、どんどんどんどん考える前に行事が進んでいく。1人ずつメダルを受けたのですが、やはりその時にはノーベル賞をもらったんだという実感がわいた」
「余裕があまりないというか、どんどんどんどん考える前に行事が進んでいく。1人ずつメダルを受けたのですが、やはりその時にはノーベル賞をもらったんだという実感がわいた」
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今後の役割については…
授賞式後の晩餐(ばんさん)会について、こう話しました。
坂口さん
「私にとっては(料理は)ちょっと塩っぽかった。雰囲気を味わおうということで、非常に楽しませていただいた」
「私にとっては(料理は)ちょっと塩っぽかった。雰囲気を味わおうということで、非常に楽しませていただいた」
北川さん
「この晩餐会は4時間じっと座るわけですよね、それが非常に心配でした。ただ、あたたかくて、トイレに行く必要は全くなかった」
「この晩餐会は4時間じっと座るわけですよね、それが非常に心配でした。ただ、あたたかくて、トイレに行く必要は全くなかった」
今後の役割について質問されると、こう答えました。
坂口さん
「ノーベル賞をもらったから、急に賢くなったわけでもない。いろんな意見を言えるようになったわけでもありませんので、まだまだ現役の研究者でおります。分からないものは分からないし、私の経験からこういうことは言えるということは申しますけれど、それ以上ではない」
「ノーベル賞をもらったから、急に賢くなったわけでもない。いろんな意見を言えるようになったわけでもありませんので、まだまだ現役の研究者でおります。分からないものは分からないし、私の経験からこういうことは言えるということは申しますけれど、それ以上ではない」
北川さん
「別に(ノーベル賞を)もらったから急に世界がすべて見えて、いいコメントできるとは限らない。ただ、発言には責任を持つ必要が出てきますので、おそらくですね、皆さん方、だんだん私は面白くない人になると思う」
「別に(ノーベル賞を)もらったから急に世界がすべて見えて、いいコメントできるとは限らない。ただ、発言には責任を持つ必要が出てきますので、おそらくですね、皆さん方、だんだん私は面白くない人になると思う」
(「グッド!モーニング」2025年12月12日放送分より)
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