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2026年1月9日 02:33

アメリカ軍“ロシア籍”タンカー拿捕…ベネズエラ石油利権に強硬姿勢

アメリカ軍“ロシア籍”タンカー拿捕…ベネズエラ石油利権に強硬姿勢
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アメリカ軍は、ベネズエラ産の原油を違法に輸送していたとして、2隻のタンカーをカリブ海と大西洋で拿捕しました。

レビット報道官
ホワイトハウス レビット報道官
「制裁対象の石油を輸送していたベネズエラの“影の船団”です。現政権下では容認しません」

イギリス軍も作戦を支援していました。

イギリス 国防相
イギリス ヒーリー国防相
「制裁対象の無国籍船舶であり、長期間にわたり不正を行い、イランやロシアと深いつながりがあります」
地図

CNNによりますと、2隻のタンカーのうち1隻は去年8月にイランを出航。先月17日にベネズエラ沖で、信号が切えた後、アメリカの沿岸警備隊が拿捕しようとしたところ、逃走していました。

タンカー

沿岸警備隊が追跡するなか、ガイアナ船籍だったタンカーは、ロシア船籍を名乗り、名前も変えます。アメリカは、数週間、大西洋を追跡した末、アイスランド沖で拿捕しました。

タンカー 潜水艦

ロイター通信によりますと、拿捕されたとき、ロシア軍の潜水艦が、タンカーの護衛に当たっていたといいます。

ウクライナでの戦争をめぐっては、ロシアに甘い姿勢が目立つトランプ政権ですが、ベネズエラに関しては強硬です。石油利権への野心を隠していません。

トランプ大統領
アメリカ トランプ大統領
「石油などへの完全なアクセスを求める。それはベネズエラの再建に必要だ」
ベネズエラ

アメリカは、ベネズエラ産の原油を無期限で管理する方針です。

ロシア側は、外務省が拿捕を非難したものの、クレムリンからの表立った反応は、まだありません。

ヘグセス国防長官
アメリカ ヘグセス国防長官
「アメリカ軍は、今後も続ける用意がある。大統領は本気だ。我が政権は行動の政権で、我々の利益を追求する」

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