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イギリスで巨大な中国大使館の建設計画に反対するデモが起きています。現地メディアは「秘密の地下室」が作られる計画があると報じています。
移設計画にデモも…
中国政府は、ロンドン中心部にヨーロッパ最大級の広さになる大使館の移設を計画しています。
移設予定地は旧王立造幣局の跡地。ロンドン証券取引所や中央銀行もある金融街シティの近くで、建設予定地沿いの通りには、シティと他の金融街を結ぶ重要な通信ケーブルが埋設されています。
イギリスのテレグラフ紙(12日)は、新しい大使館には「秘密の地下室」が作られる計画があると報じています。
近隣住民
「計画が承認された場合、提訴するつもりです」
「計画が承認された場合、提訴するつもりです」
建設予定地の前には多くの人が集まり、デモが行われています。
デモの参加者の多くは、香港からの亡命者です。当局による国境を越えた弾圧が強まるなどとも主張しています。
香港からの移住者
「この巨大な大使館は大使館ではありません。スパイ活動の拠点にしようとしています」
「この巨大な大使館は大使館ではありません。スパイ活動の拠点にしようとしています」
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言論統制でイギリスに亡命
香港で言論の統制を強化する「国家安全維持法」が2020年に施行されて以降、多くの人がイギリスに亡命しました。
香港から移住 クロエ・チャンさん
「当局は100万香港ドル(およそ2000万円)の懸賞金を掛けました」
「当局は100万香港ドル(およそ2000万円)の懸賞金を掛けました」
チャンさんが手にしているのは、香港警察が発行した自身に対する手配書です。
言論の自由を訴えるNGOで活動していたおととし、扇動などの容疑をかけられ、捜査対象になりました。
不審な人物から付きまとわれることがあるといい、防犯ブザーを常に持ち歩いています。
クロエ・チャンさん
「巨大な大使館ができると、国境を越えて香港の活動家を弾圧するための多くのスペースや人員を確保することができます。私たちが巨大な大使館に拉致されたら責任を問われるのはスターマー首相です」
「巨大な大使館ができると、国境を越えて香港の活動家を弾圧するための多くのスペースや人員を確保することができます。私たちが巨大な大使館に拉致されたら責任を問われるのはスターマー首相です」
中国大使館は「必要な手続きは踏まえている」と主張しています。
現地メディアによりますと、イギリス政府は20日までに計画を承認する見通しだということです。
(2026年1月19日放送分より)
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