アメリカのメディアは、アメリカ軍のイラン攻撃準備が、早ければ今週末にも整うと伝えました。
トランプ大統領は16日、こう語っていました。
「イランが理性的になることを願う。彼らは合意したいのだ。合意しなかったときの顛末を望んでいるはずがない」
この発言の翌日に行われたアメリカとイランの協議は、今後の情勢を占う重要な局面でした。
結果、アメリカのメディアが一斉に報じたのは、アメリカがイラン攻撃に傾きつつあるというものです。
「情報筋によると、イランにおけるアメリカ軍の軍事作戦は、数週間に及ぶ大規模なものとなり、本格的な戦争に近いものになる可能性が高い」
トランプ大統領は、攻撃の決断に至っていないそうですが、少なくともその態勢は整いつつあります。
原子力空母を旗艦とする打撃群を中東に展開。そこにもう1隻、最新鋭の原子力空母を追加投入。一両日中に地中海に到着するとみられ、イランを海から空母2隻で包囲するような布陣です。
前回、アメリカがイランへ攻撃を行ったのは、去年6月。このときは、アメリカ本土から爆撃機が飛来し、核施設を攻撃するという限定的なものでした。今回、空母2隻を投入しての攻撃となれば、規模感は、前回と比べ物になりません。
対するイラン。
ホルムズ海峡周辺で軍事演習を活発化させ、17日には海峡を、一時、封鎖しています。
「トランプ大統領は、アメリカの軍隊は世界最強だと言う。しかし、その世界最強の軍隊も、時に平手打ちを食らって、その場から立ち上がれなくなることもある」
前回の空爆で標的になった核施設は、最近、分厚いコンクリートで覆われ、要塞化が進んでいると分析されています。イラン側の動きを見ても、攻撃の可能性は決して低くないようです。
ただ、いつ行われるかについては、見方が分かれています。
CNNは、早ければ、オリンピックが閉幕する今週末にも攻撃を行えるよう準備を整えていると伝え、Axiosは「今後、数週間のうちに行われる可能性が90%」と報じています。
情報戦による脅しともとれますが、ベネズエラへ武力介入し、斬首作戦を実行したトランプ大統領です。
「世界中の敵から、我々は恐れられている。恐れるという言葉は使いたくないが、時には恐れが必要だ。状況を本当に解決する唯一の方法だからだ」
大規模攻撃に踏み切るか否か。
アメリカが求めるウラン濃縮の放棄をイランが受け入れる姿勢を見せるか、どうかにかかっています。
「イランにとって、最も賢明なのは、大統領と合意を結ぶこと。イラン側は、2週間以内に、詳細な提案を手に戻ってくるはずで、今後の展開を大統領も見守っています」
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