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アメリカのトランプ大統領は「イランが意味のある合意に応じなければ悪いことが起きる」と話しました。今週末にもイランを大規模攻撃する可能性があるとアメリカメディアが報じています。
ウラン濃縮の放棄を迫る
「合意に達しなければ悪いことが起きます」
日本時間の20日午前0時すぎ、改めてイランに警告したトランプ大統領。16日、大統領専用機の中ではこう話していました。
「イランが理性的になることを願います。彼らは合意したいのです。合意しなかった時の顛末(てんまつ)を望んでいるはずがありません」
大規模な攻撃に踏み切るかどうかは、アメリカが求めるウラン濃縮の放棄をイランが受け入れる姿勢を見せるかにかかっています。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は18日、複数の関係者の話として、アメリカが近く大規模攻撃を行う可能性があると報じました。
トランプ大統領は最終的な決断をしていないといい、情勢は不透明ですが、すでに原子力空母エイブラハム・リンカーンを基幹とする打撃群をアラビア海側に展開。地中海側に追加投入する最新鋭の原子力空母ジェラルド・フォードは今週末にも到着するとみられ、イランを空母2隻で包囲する布陣です。
軍事ジャーナリスト 黒井文太郎氏
「イランに対する空爆の戦力というのは、かなり強化されたということ。イランがトランプ政権の要求をのまなかった場合には、空爆するぞという脅しをかけるために空母打撃群の数を増やしていると」
「イランに対する空爆の戦力というのは、かなり強化されたということ。イランがトランプ政権の要求をのまなかった場合には、空爆するぞという脅しをかけるために空母打撃群の数を増やしていると」
前回、アメリカがイランを攻撃したのは去年6月。アメリカ本土から飛び立った爆撃機が、核施設を攻撃するという限定的なものでした。
今回攻撃が行われた場合は、イスラエルとの合同作戦になるとみられ、前回と比べてより広い範囲の攻撃が数週間続く可能性があります。
本当にアメリカは大規模攻撃に踏み切るのでしょうか。
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空爆をする可能性は
黒井氏はこうみています。
「空爆をする可能性はあります。それだけの戦力がありますし、トランプ大統領が一番狙っているのは、戦闘に至らなく脅しだけでイランが降参して核開発計画を停止し、要は濃縮をストップするということを要求しているんですけれども。例えばイランの政府を全面的にひっくり返すような陸上部隊も投入して、イランを制圧するようなところまでは、アメリカ・トランプ政権は考えていないですから。基本的には圧力をかけて、イランに要求をのませる」
CNNによると、早ければ今週末にもイランに攻撃を行えるよう準備を整えているといいます。
アクシオスは、今後数週間のうちに行動を起こす可能性は90%と報じています。
(2026年2月20日放送分より)
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