アメリカ・トランプ大統領が出席する夕食会で、発砲事件が起きました。容疑者は事件の直前に犯行声明を家族に送っていて、トランプ政権の政策に不満を示す内容が書かれていたということです。
トランプ氏出席 夕食会銃撃
銃声の後、出席者らは一斉に姿勢を低くし、身を守ります。
トランプ大統領の目の前には男性が立ち、横から入ってきた別の警備が銃を構え、周囲を警戒します。
現場となったのは、ホワイトハウスの記者会が主催した夕食会。100年以上の歴史がありますが、メディアを敵視してきたトランプ大統領が出席するのは初めてです。
会場には、およそ2600人が集まっていました。
騒動が起きたのは、現地時間25日の午後8時半ごろ。トランプ大統領が登場して20分後のことです。
数々のカメラがその混乱ぶりを記録していました。
ステージにいたバンス副大統領。肩を捕まれ、引っ張られるようにして舞台裏へ避難しています。
猛スピードで駆け寄る警備関係者。トランプ大統領を囲って避難させました。
要人をステージ側から避難させる場面では、柵や機材を蹴って道を確保する場面もありました。
男性の叫び声が響くと、銃を構えその方向へ素早く進んでいきます。
会場の外でも、銃声を聞き逃げ惑う人々。銃を構え、駆け出します。
「政権関係者標的」男拘束
トランプ大統領が自身のSNSに投稿した動画です。
「国を代表して、いかに迅速に行動し、本当に素晴らしい仕事をしたシーンが映し出されています」
逮捕されたのは、コール・アレン容疑者(31)です。ホテルに客として宿泊していました。
散弾銃や拳銃、複数の刃物を所持していました。単独犯の可能性があるとトランプ大統領は説明しています。
なぜ事件を起こしたのでしょうか。
「トランプ政権の関係者が標的でした」(CBSテレビから)
AP通信によると、アレン容疑者は銃撃の前に声明文を家族に送っていました。
そこには、トランプ政権の政策に不満を示す内容が書かれていたということです。
名門・カリフォルニア工科大学を卒業し、学習塾の講師として働いていたアレン容疑者。CNNによると、おととしの大統領選で、民主党のハリス候補に日本円でおよそ4000円を寄付した記録が残っていました。
おととし7月の演説中やその2カ月後のゴルフ場で銃撃され、今年2月にはフロリダ州の邸宅に武装した男が侵入するなど、これまでに何度も身に危険が迫っていたトランプ大統領。今回も強気の発言をしています。
トランプ大統領は、今回の銃撃とイランとの関係について「分からないが、関係があるとは思わない」と語っています。
(2026年4月27日放送分より)







