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乗客に日本人もいることが分かりました。「ハンタウイルス」の集団感染が疑われるクルーズ船。船内の様子を乗客が語りました。
乗客語る“船内の様子”
クルーズ船の乗客
「私は現在、MVホンディウス号に乗っている。ここで起きていることは私たちにとっては現実です。私たちはニュースのネタや見出しではなく人間です。家族や生活があり、家では私たちを待っていてくれる人々がいる。不確かなことが多くそれが一番つらい」
「私は現在、MVホンディウス号に乗っている。ここで起きていることは私たちにとっては現実です。私たちはニュースのネタや見出しではなく人間です。家族や生活があり、家では私たちを待っていてくれる人々がいる。不確かなことが多くそれが一番つらい」
悲痛な訴えを届ける、クルーズ船の乗客。
集団感染が起きた疑いのある「MVホンディウス号」で撮影された映像。防護服を着たスタッフの乗る船が離れていきます。カメラは夕日を受け、輝く大西洋を映します。数日前までは、船旅を楽しむ旅行客でにぎわっていたであろう船内は、ひっそりと静まり返っています。
アフリカ・カボベルデに停泊しているクルーズ船。ここで「ハンタウイルス」の疑いがある集団感染が起き、3人が死亡しました。
新たに分かったことは、その船に日本人1人が乗船していること。
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集団感染の状況は
集団感染の状況が分かってきました。アルゼンチンを出航し、南極大陸などを巡り、スペイン領カナリア諸島に向かう予定だった船。ホームページによると、期間は短いもので10日ほど、料金は100万円程度。高いものでは1カ月半ほど、料金は500万円を超えるものも。
乗客はおよそ170人とみられ、先月11日にオランダ国籍の1人が死亡。その妻が下船後に死亡。2日にドイツ国籍の1人が死亡。他に乗員2人に呼吸器疾患の症状が出ているということです。
クルーズ船の乗客
「私たちはただただ安全でいたい。何が起きているのか明確に知りたい。そして家に帰りたい」
「私たちはただただ安全でいたい。何が起きているのか明確に知りたい。そして家に帰りたい」
ハンタウイルスは、ネズミの排泄(はいせつ)物との接触などで感染し、重い呼吸器疾患を引き起こす恐れがあるとされています。
国際医療福祉大学 市川総合病院
寺嶋毅教授
「今回クルーズ船の経路などから推測すると、もちろん1つは元々ネズミから皆さんが感染したという可能性。もう1つは、やはり南米ということなので、過去の報告にあるように感染者、人から人に感染が広がったという可能性も推測されます」
寺嶋毅教授
「今回クルーズ船の経路などから推測すると、もちろん1つは元々ネズミから皆さんが感染したという可能性。もう1つは、やはり南米ということなので、過去の報告にあるように感染者、人から人に感染が広がったという可能性も推測されます」
日本に持ち込まれる可能性はあるのでしょうか。
「今回の特に肺に症状を起こすハンタウイルスの感染症を起こすネズミは、日本国内には生息していないと言われている。ヒトヒト感染の事例はごく限られているので、国内に入り込む・広がるという可能性は低いと思う」
(2026年5月5日放送分より)
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