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2026年5月15日 16:00

米中会談 台湾問題で中国が警告「処理誤れば衝突」米企業トップも同行 成果は?

米中会談 台湾問題で中国が警告「処理誤れば衝突」米企業トップも同行 成果は?
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首脳会談では台湾問題をめぐって、習主席がトランプ大統領に警告しました。

アメリカの企業トップも同行している今回の首脳会談で、トランプ大統領がどのような成果が得られたのか、見ていきます。

■米中会談 習主席は『大国』を強調“トゥキディデスの罠”とは

5月15日の米中首脳会談を前に、習近平主席はトランプ大統領へ向けて、こう発言しました。
中米関係の安定世界に有益である。双方はライバルではなくパートナーになり、新時代の大国の正確な付き合いの道を歩み出すべきだ」と発言。
建設的戦略安定関係』を提唱しました。
さらに、
「中米がトゥキディデスの罠を克服し、大国関係の新たなモデルを切り開けるかどうか、手を携え、世界にさらなる安定をもたらすことができるかどうか、両国関係の素晴らしい未来を共に切り開くことができるかどうか、これらは 大国の指導者が共に応えるべきことである」と約3分間で『大国』という言葉を3度も使用しました。

習主席の発言にあった『トゥキディデスの罠』とは、古代ギリシャの歴史家・トゥキディデスが描いた、新興国アテネと覇権国スパルタの戦争に由来する理論のことです。

2大勢力のうち、一方が急速に力をつけたことで恐怖や疑心暗鬼が広がり、望まない紛争が生じるおそれがあると言われています。

■台湾問題 習氏は警告 トランプ氏“沈黙”のワケ

今回の会談前、台湾問題についてトランプ政権は2025年、台湾に対し、総額1兆7000億円にのぼる大規模な武器売却を承認
そして、台湾の独立を「支持しない」という従来のアメリカ政府の立場をとっていました。

トランプ大統領は会談の3日前に、武器売却について、
話し合うつもりだ」とし、
中国の台湾侵攻については、
「習氏とは良好な関係を築いている。彼は私がそんなことを望んでいないと知っている」と強気の姿勢を示していました。

しかし会談では、台湾問題をめぐり、習主席がアメリカに警告する場面がありました。

習主席は、台湾問題は、
中米関係において最も重要な問題だ
「きちんと処理すれば、両国関係は安定を保つことができる。きちんと処理できなければ、両国関係は衝突し、中米を非常に危険な境地に追い込む」と警告し、
『台湾独立派と平和は相いれない』と主張しました。

会談後、トランプ大統領は硬直したように立ち、笑顔も見せず、習氏に世界遺産『天壇公園』を案内されながらも、珍しく控えめな態度を見せました。

「会談はどうだったか」と問われたトランプ大統領は、
「素晴らしい場所だ 中国は美しい」と答えるも、
「台湾に関して話し合われたか」という質問に対して、無言のままでした。

会談後の米中両政府の反応です。

中国外務省の郭報道官は、アメリカメディアから「台湾への武器販売について議論したか」と問われると、
中国台湾地域へのアメリカの武器販売に反対する中国の立場は一貫して明確である」と述べるにとどめました。
一方、アメリカのルビオ国務長官は、台湾への武器売却について、
主要な議題にならなかった
台湾をめぐる現状については、
武力を用いて変えることは両国にとって好ましい結果にはならないだろう」と話しました。
アメリカの外交・安全保障政策に詳しい、明海大学の小谷哲男さんです。
トランプ氏が控えめだった背景には、習氏に案内された『天壇公園』の雰囲気が厳かだったことが影響している。台湾問題めぐる記者団の質問に対しては、センシティブな問題だったので、答えずに乗り切ろうとした」
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■テスラ アップル 米大企業トップずらり 経済成果は?

一方、経済と貿易については、どんなやり取りがあったのでしょうか。

習主席は、米中の貿易について、
「貿易戦争に勝者はいない。平等な協議こそ、唯一の正しい選択だ」と述べ、米中双方の経済貿易チームが合意に達したことを明らかにしました。

習主席はアメリカ大企業のトップとも会談を行いました。
トランプ大統領に同行したテスラCEOのイーロン・マスク氏、アップルCEOのティム・クック氏、さらにボーイングやゴールドマンサックスなどのCEOらアメリカ企業のトップ17人と会談

トランプ大統領は首脳会談後、アメリカのフォックス・ニュースに対して、首脳会談で、中国がアメリカ産大豆、原油、液化天然ガスの購入で一致した。
また、中国はボーイング737型機を200機購入することで合意したと述べました。

訪中のタイミングで、アメリカ政府は、エヌビディアのAI向け半導体『H200』について、中国企業約10社への販売を許可しました。

エヌビディアのトップは土壇場で合流しました。

CEOのジェンスン・ファン氏は、当初の同行リストに含まれていませんでしたが、トランプ大統領が訪中直前に同行を求める電話をし、給油地のアラスカ州で大統領専用機に搭乗しました。

なぜ土壇場で同行することになったのか、小谷さんです。
「当初、中国がアメリカ企業アンソロピックのAI『クロード・ミュトス』に関心を持っているという情報が入り、エヌビディアの最先端チップを渡すことが危険だという認識で外したが、トランプ大統領が『私が知らないところでなぜ外した?』となり、ファン氏に直接電話し、同行させた
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■イラン情勢 『ホルムズ海峡の開放』で米中一致

今回の会談では『イラン情勢』についても話し合われました。

トランプ大統領と習主席は、自由なエネルギー流通確保のため、ホルムズ海峡が開放された状態を維持しなければならないことで合意しました。

さらに習近平国家主席はイランに軍事装備を送らないことで合意しました

この合意について、トランプ大統領は、
私たちはそれについて話し合った。彼は軍事装備は提供しないと言った。それは重大な発言だ」と発言しています。

イランの核兵器保有については、両国ともに、イランが核兵器を保有することは決してあってはならないという点で合意しました。

(「羽鳥慎一モーニングショー」2026年5月15日放送分より)

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