2
ロシアのプーチン大統領が北方領土を初めて訪問したことが波紋を広げています。北海道を代表する食材のホッケやサケの価格が高騰する可能性も懸念されています。
「安全操業協定」に影響も
香ばしく焼き上がった皮に脂ののった、ふっくらとした身が魅力のホッケ。そして北海道の味覚として、広く親しまれているサケやイクラ。今、北海道の水産業を巡って新たな懸念が広がっています。
プーチン大統領
「いい天気ですね。まるでリゾートみたい」
「いい天気ですね。まるでリゾートみたい」
女性
「大統領のおかげで晴れたんですよ。こんな天気は珍しいです」
「大統領のおかげで晴れたんですよ。こんな天気は珍しいです」
13日、水産加工工場では生産ラインを視察し、笑顔でイクラを試食しました。
北方四島周辺の漁業を巡っては、1998年に日本とロシアの間で「安全操業協定」が結ばれました。
これは北方四島周辺の海域で、日本漁船がホッケやスケトウダラなどを操業するための枠組みです。しかし、ロシアのウクライナ侵攻に対し、日本が制裁を始めた2022年にロシア側が協定の履行停止を表明しています。
こうした中でのプーチン大統領による北方領土訪問。日ロ関係がさらに冷え込めば、北海道の漁業や水産物の流通にも影響が及ぶのではないかという声が上がっています。
しれとこ 中村雄太郎店長
「私どもは知床半島、羅臼から食材を直送で入れている。北海道を代表するようなホッケとかホタテ、イクラ、天然物のサケ、この辺がさらに(値段が)上がってしまうのではないか」
「私どもは知床半島、羅臼から食材を直送で入れている。北海道を代表するようなホッケとかホタテ、イクラ、天然物のサケ、この辺がさらに(値段が)上がってしまうのではないか」
広告
アメリカ国務省が立場表明
日ロ関係のさらなる悪化によって、漁業や水産物の安定供給に影響が出ることを懸念しています。
「うちで使っている天然のベニザケは、樺太とかの方に進んでいった場所の魚なので、漁を禁止されたりとか、取引が禁止されてしまうと、天然のベニザケは諦めざるを得ない。(ロシアとの)緊張関係が続くと、漁師さんが漁に出づらくなる。結果として、私どもに安定してお魚が入ってこないのではないかということを懸念している」
こうした中、アメリカ国務省は「北方領土に対する日本の主権を認めている」という立場を表明。「我々はインド太平洋地域の平和と安定を損なおうとするいかなる行動にも強く反対する」として、日本を支持する姿勢を示しています。
(2026年8月17日放送分より)
広告



