3
ドイツが揺れています。ドイツ東部に位置する州の議員選挙で、反移民政策を掲げる極右政党が躍進し、第2次世界大戦以降初めて実権を握る可能性が出ています。
「最も危険な男」州首相候補
AfD=ドイツのための選択肢。5年前の選挙から得票率を倍増させ、43.8%の圧勝です。
AfD州首相候補 ジークムント氏(35)
「歴史的な夜です。歴史を刻みました。私たちは祖国を取り戻します。その第一歩はここから始まります」
「歴史的な夜です。歴史を刻みました。私たちは祖国を取り戻します。その第一歩はここから始まります」
過激な主張から有力紙が付けたネーミングは「ドイツで最も危険な男」です。
州当局から極右団体に指定されているAfDが、ここまで躍進した要因はどこにあるのでしょうか。
広告
極右政党 歴史的大勝なぜ
ドイツ東部の州で第1党になった極右政党AfD。東西の所得格差が年々拡大するドイツで、所得の低い東側で勢力を拡大させています。
ドイツで戦後、極右政党が州政府の実権を握ったことはありませんが、このまま政権を取れば、首相になるのはジークムント氏です。
「移民政策を見直し、社会に貢献する人々と不法滞在し制度を悪用している人々を区別して、国に送還しなければなりません」(先月23日)
支持者はこう話します。
「国民に利益をもたらす変化が必要です。移民の方が優先されているからです」
公約にはかつてヒトラーが演説で用いた「ドイツ的に考える」という言葉を掲げていました。
ジークムント氏はこう主張します。
「歴史・文化とのつながりを取り戻し、自国を誇りに思うことを目指すものです。悲しいことに失ってしまったので、取り戻したいのです」
広告
他党との連立の可能性も
躍進しましたが、単独過半数には届いていないAfD。他党との連立の可能性が取り沙汰されています。
AfD ワイデル共同党首
「他の政党、特にCDU(キリスト教民主同盟)は民意を軽視しない方が賢明です。人々は変化を求めています」
「他の政党、特にCDU(キリスト教民主同盟)は民意を軽視しない方が賢明です。人々は変化を求めています」
名指しされた党のトップで首相のメルツ氏はこう述べました。
「我々は皆ショックを受けています。このような結果は予想していませんでした。最悪の敗北であり、選挙結果は国際的にも影響を及ぼすでしょう」
(2026年9月8日放送分より)
広告






