アメリカのトランプ大統領は、イランとの戦闘について「11月の中間選挙後に終結する」と記者団に語りました。日本時間10日の午前10時から開幕する共和党大会で演説します。
ガソリン価格「半値以下に」
日本時間午前3時半ごろ、トランプ大統領は党大会が行われるダラスへ向かうため、メリーランド州の空軍基地に姿を見せました。
出発直前、なぜかエアフォースワンの緊急脱出用のスライドが降りています。
「トラブルではなく念のための確認」とし、終わるまで報道陣の取材に応じました。
アメリカでも高騰するガソリンの価格。9日時点で1ガロンあたり649円、1リットルあたりでおよそ171円です。中間選挙に向け、その価格を半値以下にするなど意気込みを語りました。
欠席する議員が多数か
党大会は通常、大統領選挙に合わせて4年に一度開かれますが、中間選挙に合わせて開かれるのは今回が初めてです。
トランプ大統領は去年1月の就任演説で「今この時、アメリカの黄金時代が始まる」と語りました。
第2次トランプ政権が発足した去年1月。当時、トランプ大統領の支持率は47%と、不支持を6ポイント上回っていました。しかし、最新の世論調査では、過去最低水準の33%にまで落ち込んでいます。
共和党を結束させ、11月3日の中間選挙に臨みたいトランプ大統領。ところが、アメリカのニュースサイト・アクシオスは8日、「100人以上の共和党議員が党大会を欠席すると予想されている」「ある政策で共和党が強い州の議員を怒らせた」と報じ、欠席する議員が多数出ると伝えたのです。
牛肉「関税なし輸入」批判
そのきっかけとされるのが、トランプ大統領が先月21日のSNS投稿で「今後90日間、最大30万トンの牛ひき肉を関税なしで輸入する」としたことです。
この政策に10人以上の共和党議員が公然と批判しました。
牛肉の生産量が全米トップクラスのネブラスカ州から選出され、自身も牧場主である共和党のフィッシャー上院議員は先月21日、SNSに「外国産牛肉を大量に流入させることは、畜産業に打撃を与える」と投稿しました。
フィッシャー氏は、40年以上にわたり農業生産者らと協力をし、支持を集めてきました。
そんな状況の中、日本時間10日午前10時から行われる演説で、トランプ大統領は共和党議員や支持者らに結束を呼びかけることができるのでしょうか。
(2026年9月10日放送分より)




