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2026年9月10日 19:25

異例の共和党大会 狙いは“トランプ選挙” 5000ドル財源は?

異例の共和党大会 狙いは“トランプ選挙” 5000ドル財源は?
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 トランプ大統領(80)は、史上初めての中間選挙前の党大会で、「上下両院で勝利したら成人全員に5000ドル支給する」と訴えました。なぜここまで中間選挙に執念を燃やすのでしょうか。

中間選挙前 異例の党大会

トランプ大統領
「メイクアメリカ、パワフル(強大)アゲイン。メイクアメリカ、ウェルシー(富)アゲイン。メイクアメリカ、ストロング(強い)アゲイン。メイクアメリカ、プラウド(誇り)アゲイン。メイクアメリカ、セーフ(安全)アゲイン」

 11月の中間選挙を前に、トランプ大統領は演説も絶好調です。

「メイクアメリカ、グレイト(偉大)アゲイン。ありがとう。神のご加護がありますように」

 厳戒態勢の会場。中間選挙に向けて、共和党が党大会を開くのは史上初のことです。連邦議会選挙では、上院の3分の1、下院の全議席が改選されます。

 11月に控える中間選挙では、下院での劣勢が伝えられる共和党。そのため今回「トランパルーザ」と呼ばれる、トランプ大統領を前面に押し出したスタイルです。

 主役が登場したのは、日本時間の10日午前10時過ぎです。

脇から登場
脇から登場

 後ろの幕が開きますが、トランプ大統領は脇から出てきます。

「我々が負ければ…」
「我々が負ければ…」
「私も投票の対象だと考えて。我々が負ければ国境も減税も安全と安心も失う。富も失い、我々の国は2年前のような地獄の苦しみを経験する」
トランプ大統領の支持率
トランプ大統領の支持率

 ただ、トランプ大統領自身の支持率も、2期目が始まった当初は50%以上ありましたが、最新の世論調査で39.6%です。

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寄付に不満も

日本円で約1350万円
日本円で約1350万円

 2万人が入る会場を使用し、8万8000ドル、日本円で約1350万円を払えば、トランプ大統領と写真撮影ができます。

トランプ大統領
「ここは人でいっぱいだ。席を譲ってもいい人たちはいるかな」
観客
「ノー」
トランプ大統領
「そうだよね」

 トランプ大統領は満員と言いますが、ところどころ空席が見えます。

 ニュースサイト・ポリティコが共和党の議員70人に取材したところ、ほとんどが「欠席」と答えたということです。

欠席の理由は
欠席の理由は

 欠席の理由として、結婚式や家族行事などを挙げる人もいれば、議員は最低2万5000ドル、日本円で約380万円の寄付を求められることにも不満の声が上がっているということです。

共和党員の下院議員は…
共和党員の下院議員は…

 共和党員の下院議員トム・コール氏は、「オクラホマ州でハト狩りのイベントがあるため出席しない」としています。

 ロイター通信は、「上の階は大半は空席のままだった」と報道しています。

トランプ大統領
「あそこにいる男性はトイレに立ち、2分後に戻るかもしれない。上の席だ。彼がいない間に席の写真を撮り『トランプはアリーナを埋められなかった』というんだ。だからできたら誰もトイレに行かないでもらえるかな?」
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演説 1時間45分

 選挙のばらまきと批判されかねない発言も…。

トランプ大統領
「共和党が下院上院で勝ったら、かつてない経済の強さと大成功から、アメリカ国内の全成人に5000ドル(日本円約77万円)を支給します」

 「選挙に勝ったら、日本円で約77万円を支給」という大盤振る舞い。トランプ大統領は、観衆の反応をしっかり聞きます。

「カナダに行ってお金を使ってほしくない」
「カナダに行ってお金を使ってほしくない」
「カナダに行ってお金を使ってほしくない。中国、ドイツに行って(使って)ほしくない。お金はアメリカ国内で使わなくてはならない」
財源は?
財源は?

 財源についてアメリカメディアは、バンス副大統領が関税収入を充てる可能性を示唆したと伝えています。

「関税こそ、私のお気に入りの言葉だ。アメリカを豊かにしてくれる」

 ロイター通信は「約1兆3500億ドル(約207兆円)のコストがかかるとみられ、合法なのかも不明」と伝えています。

ギャビン・ニューサム氏は批判
ギャビン・ニューサム氏は批判

 民主党の次期大統領候補の1人、ギャビン・ニューサム氏は「5000ドルという血の金であなたの票を買おうとしています」と批判しています。

 参加した人は…。

参加者
「必ずしもトランプ大統領を好きだ、あるいは嫌いだと言いたいわけではない。私は移民です。アメリカは『チャンスの国』だと信じていたのですが、最近のアメリカの動向には非常に懸念を抱いています。両党の対立が今ほど深刻だったことは一度もない」
トランプ大統領
「11月3日までに投票して下さい。あすの夜にまた会いましょう」
壁に手をつき…
壁に手をつき…

 80歳のトランプ大統領。1時間45分という長い時間の演説に、さすがに疲れたのか、壁に手をついて帰りました。

(2026年9月10日放送分より)

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