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異例の共和党大会で、結束を呼びかけたトランプ大統領。イランが中間選挙後に戦闘の継続を断念するとの見方を示しましたが、発言の真意はどこにあるのでしょうか。
異例の共和党大会 狙いは?
日本時間10日午前10時すぎ、お決まりの曲とともにトランプ大統領が登壇したのは、テキサス州ダラスで開幕した共和党全国大会です。
トランプ大統領
「どの政党もやったことのない、中間選挙での全国大会にようこそ」
「どの政党もやったことのない、中間選挙での全国大会にようこそ」
共和党も民主党も全国大会は4年ごとの大統領選挙の年に開いてきました。中間選挙の年に開くのは異例です。
「我々が負ければ国境管理は失われ、減税も失われる。安全と安心も、財産も失われる。国は地獄行きだ」
その異例の全国大会で、トランプ大統領はこんな約束をしました。
「約束する。もし下院上院の両方で共和党が勝てば、成人したアメリカ市民全員に5000ドルを支給する」
共和党が勝てば1人5000ドル。日本円にして、およそ77万円です。
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なぜ?中間選挙後に“戦闘終結”
ちなみに、党大会の客の入りについてトランプ大統領は…。
トランプ大統領
「ここは人でいっぱいだ」
「ここは人でいっぱいだ」
歓声も上がっていますが、実際にはトランプ大統領の演説が始まって20分が経過しましたが、会場の中にはまだ空席が目立ちます。あまり熱心に聞いていない人もちらほらいます。
ここに、異例の大会を開いたワケがあるかもしれません。
アメリカの外交政策に詳しい
明海大学 小谷哲男教授
「言ってみれば“危機感の裏返し”でもあるんだと思います。現役の大統領の支持率は中間選挙の結果に影響するが、現時点でトランプ大統領の支持率は、これまでの中間選挙においても、かなり低い。中間選挙と、特に下院は厳しいという認識がある」
明海大学 小谷哲男教授
「言ってみれば“危機感の裏返し”でもあるんだと思います。現役の大統領の支持率は中間選挙の結果に影響するが、現時点でトランプ大統領の支持率は、これまでの中間選挙においても、かなり低い。中間選挙と、特に下院は厳しいという認識がある」
就任当初は5割を超えていた支持率も、今や3割台。中間選挙が11月3日に迫る中、共和党には逆風が吹いています。
その最大の要因はガソリン。2月のイラン攻撃を機に、価格が跳ね上がりました。
このことについてトランプ大統領は…。
「選挙の直後に原油価格は急落し始める。どんどん下がる」
なぜ、下がると言えるのでしょうか。
「中間選挙が終われば、即座に戦争は終わる。相手はもう持ちこたえられないからだ」
トランプ大統領はこれまでもたびたび、「イランとの合意は近い」と繰り返してきました。
小谷教授
「トランプ大統領とすれば、『中間選挙が終われば、イラン戦争も終わるんだ』とポジティブなメッセージを出すことで、イラン戦争が共和党にマイナスにならないようにというメッセージを込めたのではないかと思います」
「トランプ大統領とすれば、『中間選挙が終われば、イラン戦争も終わるんだ』とポジティブなメッセージを出すことで、イラン戦争が共和党にマイナスにならないようにというメッセージを込めたのではないかと思います」
一方、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、バンス副大統領やルビオ国務長官を含むホワイトハウスの高官は、大統領任期が満了する2029年1月までイランとの戦いが続く可能性があると、トランプ大統領に伝えたといいます。
小谷教授
「イランの経済が苦しくなっているので、トランプ大統領とすれば、“イランが早く戦争をやめたいはず”と考えていると思うが、経済が苦しいから革命防衛隊が抵抗をやめるとは限らない。アメリカの中で出ている“長期化”の見立ては傾聴に値する。きのうもヨルダンの米軍基地が再び弾道ミサイルの攻撃を受けている。戦況はアメリカに有利には進んでいないと思う」
「イランの経済が苦しくなっているので、トランプ大統領とすれば、“イランが早く戦争をやめたいはず”と考えていると思うが、経済が苦しいから革命防衛隊が抵抗をやめるとは限らない。アメリカの中で出ている“長期化”の見立ては傾聴に値する。きのうもヨルダンの米軍基地が再び弾道ミサイルの攻撃を受けている。戦況はアメリカに有利には進んでいないと思う」
(2026年9月10日放送分より)
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