トランプ氏が自身のSNSに「フェイクニュース」と、再びメディアを攻撃しています。一方、取材から締め出されたCNNは、「馬鹿げた、答えやすい甘い質問をするメディアだけがトランプ氏に質問するという考えは、民主主義に反するものだ」と反論しています。
トランプ氏「自由な報道が大好き」
CNNなど主要メディアとの対立を深めるトランプ大統領。
トランプ大統領「それは違う。あなたのようなフェイクではなく、リアルなニュースを私は求めている。私はオープンで自由なメディアが大好きだ。嫌いなのはCNNなどのフェイクメディアだ」
ホワイトハウスは、主要メディアを代表してこの日、同行取材する予定だったCNNの大統領専用機への搭乗を拒否。代わりに同行を許可されたのは、トランプ大統領に近い保守系のニューメディア「リアル・アメリカズ・ボイス」でした。
この日訪れたのは、テネシー州で行われたアメリカンフットボールの試合です。トランプ大統領と一緒に観戦していたのは、ナタリー・ハープ特別補佐官。常に携帯用のプリンターを携えてメディアの報道を伝えることから、「人間プリンター」の異名を持つ人物です。テレビ映像の切り抜きを大統領に見せて、CNNなど3社の出入り禁止のきっかけを作ったとされますが、この日も、パソコンで何かを見せていました。
“異例”づくし米中首脳会談 成果は?
異例の展開となった今回の米中首脳会談。トランプ大統領が自ら空港まで出迎え。緊張関係にある外国首脳を大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」の中にまで案内しました。
トランプ大統領「良い会談ができた」
さらに、歓迎式典でトランプ大統領は、第2次世界大戦で米中が「同盟国」として共に戦ったと発言。これに対し習近平主席も…
「80数年前、中国とアメリカの人民は肩を並べ、日本の軍国主義の侵略者と戦った」
この同盟国という表現は、ホワイトハウスが発表した成果文書にも記載されました。
もうひとつ、今回異例だったのは、アメリカのテレビ局による生中継がなかったことです。
「こちらの画面はホワイトハウスの公式YouTubeです。現在トランプ大統領が挨拶に臨んでいますが、FOXニュースもMSNOWもCNNも生中継はしていません」
こちらは晩餐会の映像。2人の首脳の表情が暗くてよく見えません。習近平主席のスピーチもこの暗さ…撮影して配信したのはホワイトハウスです。
CNNなど3社の出入り禁止に抗議し、主要テレビ局が取材をボイコットしたためですが、トランプ大統領は報道が少ないことに不満を表明しています。
「(会談の)イベントは壮大なもので、まさにテレビ映えする内容だった。しかし彼ら(CNNなど)はイベントが素晴らしいものになると分かっていたからこそ、トランプに手柄を立てさせたくなくて取材を拒否したんだ」
「民主主義に反する」CNNが反論
第2次トランプ政権では、ホワイトハウスの会見場に「ニューメディア」専用の席が用意されています。
「それでは質問を受けていきますね。きょうはニューメディア席から始めます。『ジャスト・ザ・ニュース』のアマンダ・ヘッドさん」
「キャロライン、ありがとう」
「今回はトランプ大統領と習近平主席による歴史的会談についてお伝えしています」
主要メディアが取材をボイコットする中、積極的にトランプ大統領の動向を報道した保守系ニュースサイトのアマンダ・ヘッド記者。
「トランプ大統領のおかげで、人々が以前よりもニュースに釘付けになり、夢中になっているという事実を否定できる者は誰もいません。もし彼らが大統領のニュースを扱いたくないなら、まったく構いません。伝統的なメディアには主に2つの問題があると思います。第1に彼らの報道を曇らせているのはエリート主義的な態度です。2つ目のおそらく最大の問題は誤った報道、質の悪い報道がなされていることです」
トランプ大統領も…
トランプ大統領「私が嫌いなのはフェイクニュースだ。彼らは100%フェイクニュースだ。まともな報道がひとつでもあっただろうか。私は選挙で圧勝したのに」
これに対しCNNは…
「誰が取材するのかより好みしたいのです。非常に友好的なMAGAメディアをプレスプール(代表取材団)に加えました。大統領執務室で、馬鹿げた答えやすい、甘い質問があるのはそのためです。プロパガンダ屋だけが質問することは民主主義に反するものです」
9月27日『有働Times』より
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