腰の高さまで水…ボート救出も 一時“特別警報”[2021/07/10 18:53]

 線状降水帯が発生し、記録的な大雨となった鹿児島県、宮崎県、熊本県では一時、大雨特別警報が出され、土砂崩れや住宅地への浸水被害が被害が相次ぎました。

 大雨特別警報が発令された宮崎県えびの市で撮影された映像です。

 冠水した道路。

 車はタイヤが隠れるほど水につかっています。

 場所によっては人の腰の高さまで達しているところも。

 これらの映像が撮影されるおよそ1時間前、えびの市は市内全域に緊急安全確保を出しました。

 住民の中には消防のボートで救助され、避難した人もいるといいます。

 その後、雨は小降りになったため、午前11時45分、大雨特別警報は大雨警報に、緊急安全確保は避難指示へ切り替えられました。

 国土交通省は鹿児島県さつま町にある川内川(せんだいがわ)の鶴田(つるだ)ダムで緊急放流を10日午前11時半に判断するとしていましたが、正午の時点で緊急放流を見合わせました。

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