チャンスは年1回 滝の上を走るのは…[2022/06/03 15:14]
あら不思議。滝の上を走っています。
静岡県の掛川市と浜松の西・湖西市を結ぶ天竜浜名湖鉄道です。
天浜線という呼び名で親しまれています。
走っているのは、1両のかわいらしい列車です。
続いて、花の模様のかわいらしい列車がやってきました。
戸綿駅と遠州森駅の間にある太田川を渡っているのですが、まるで滝の上を列車が走っているようです。
電動アシスト自転車がやってきたようですが…これは地元に工場がある企業のラッピング車です。
実は向かって左にある遠州森駅の近くには、日本で最初に電動アシスト自転車の開発が始まった工場があります。
ちょっとカメラをひくと、仕掛けが分かります。
増水し、滝のように流れる川の上にかかる橋を列車が渡っています。
地元の男性が撮影したのは5月28日。
前の日、静岡県内は東部を中心に激しい雨に見舞われていて、この川の水位も上昇していたそうです。
これ以上水かさが増えると撮影場所まで水が迫ってくるため、このような映像が撮れるチャンスは年に1回あるかないか。
奇跡のワンシーンだということです。
かなりの望遠レンズを使っていて、実際に車両が走っているのは撮影ポイントから、はるか先。
そのため、音で車両の接近を知るのは難しく、撮影には時刻表が手放せないということです。