大晦日の港に“謎の魚”の大群が! 水面を跳ねる特徴「養殖場かと」[2023/01/04 18:16]
撮影者:「何これ…ヤバッ」
海面を埋め尽くすのは大量の魚。ぴちぴちと跳ねています。
大晦日の昼過ぎ、愛知県南知多町の港で撮影された映像。
ツーリングにきたという撮影者は。
撮影者:「一瞬、ここは養殖場かなと思うくらいの数で、何十万匹もいたという印象ですね。よく見たらイワシじゃないかなと」
“謎の魚”の群れは約50メートルほど広がっていて、1時間以上この状態が続いたといいます。
一体、この魚の正体とは。地元の水族館にきいてみました。
水族館の職員:「群れ方や泳ぎ方を見るとボラじゃないかなと」
大きなヒレで飛びはねるように泳ぐ“ボラ”。成長過程では集団で行動するといいますが、なぜこの時期に港に大量発生したのでしょうか。
水族館の職員:「水温が温かいところに行きやすい。(水温を上げる)生活排水が入ってきたり、港の中は浅かったりするので、日光が当たると岩場だとかにコケとかも生えやすい。ボラは藻類も食べたりするので」
温かくエサが豊富な港に現れたのではないかということです。