台風から流れ込む湿った空気と梅雨前線による季節外れの豪雨は、全国各地で大きな被害をもたらしました。
静岡、愛知、和歌山では警戒レベルが最も高い「緊急安全確保」が出されました。
和歌山県では24時間に降った雨の量として、田辺市龍神村では、6月としては最も多い414ミリ、また湯浅町では385ミりと、年間を通して最も多い雨が降りました。
和歌山県海南市で2日午後1時ごろ撮影された映像では車での走行が困難なほど冠水しています。
一方、3日午前10時半すぎのJR名古屋駅。見渡す限り、人で埋め尽くされています。2日午後から東京-名古屋間で運休となっていた東海道新幹線の運転再開を待つ人たちで大混雑となりました。
今回の記録的な豪雨は6つの県で11回も「線状降水帯」の発生情報が出される初の事態となりました。
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