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与野党の対立が先鋭化しています。衆議院の「1票の格差」を巡り、政府は0増5減の区割り法案を閣議決定しました。与党側は、今月中の衆議院通過を目指します。これに対して、民主党は、抜本的な改革が必要として80議席の定数削減法案で野党共闘を図る方針です。しかし、維新・みんな両党とは改革案の内容で開きがあり、足並みはそろっていません。
(政治部・平元真太郎記者報告)
与党は衆議院の3分の2の再可決を使ってでも0増5減法案を成立させる構えですが、野党は審議入りさえ認めない方針です。
自民党・石破幹事長:「この(0増5減区割りの)法案を作ったものは、その実現に責任を持つのは当然のことでありまして、これに反対するというのは全く理屈が通りません」
民主党は小選挙区30、比例区50の合わせて80の定数削減法案を用意して野党の協力を呼びかけています。ただ、日本維新の会には3割削減する独自案があり、みんなの党は選挙制度そのものを変える考えで、野党各党の考えには隔たりがあります。民主党は12日夕方、野党幹事長会談を呼びかけて足並みをそろえたい考えです。しかし、与党の区割り法案の賛否について、ある民主党幹部は「あらゆる方法を考える」と濁すばかりです。民主党は、抵抗野党と批判されることを恐れて方針を定めきれていません。
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