対“北”連携確認 岸田外務大臣と米国務長官会談[2013/04/15 01:27]

 岸田外務大臣は来日したアメリカのケリー国務長官と会談し、北朝鮮に対して、挑発的な言動をやめて非核化を進めるよう求めていく方針を確認しました。

 岸田外務大臣:「我々は、北朝鮮は挑発的な言動を速やかにやめ、非核化に向けた具体的な行動を示すべきことで一致した」
 ケリー国務長官:「アメリカと日本は一致した行動を取る強い決意がある。先に訪問した中国、韓国も(北朝鮮の)非核化を実現する決意がある」
 そのうえで、ケリー長官は「北朝鮮の行為は、北朝鮮自身を孤立に追い込むことを理解する必要がある」と警告しました。また、会談では、北朝鮮の核開発阻止に向け、日米でハイレベルの実務者協議を設置することで合意したほか、韓国も含めた3カ国で連携を強化することでも一致しました。
 このほか、尖閣諸島問題について、ケリー長官は「日本の施政下にあり、現状を変更しようとするいかなる一方的な行為にも反対する」と述べ、中国を牽制(けんせい)しました。

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