衆院選後4人目…民主・室井議員が離党届け提出[2013/04/19 20:04]

 民主党の室井邦彦参院議員が離党届を提出しました。去年の衆議院選挙後の離党者は4人目となりました。

 室井邦彦参議院議員:「この政党と一緒に偽りながら進んでいくことはできない。私は保守の思想の持ち主だが、今の状況を見ていると、私のような思想の持ち主の居所がなくなってしまった」
 室井氏は夏の参議院選挙の民主党の公認候補に内定していましたが、憲法改正に前向きな他党からの立候補も視野に活動する考えです。さらに、会派からも離脱の意思を示していて、離脱すれば民主と自民との差がわずか1議席となります。今月28日の参院の山口補選の結果次第では同数となり、今後の国会運営にも大きな影響を与えることになります。これに対して、池口参議院国対委員長は「室井氏は比例当選なのだから、まず議員辞職すべきだ」と述べ、会派からの離脱は容易に認めない方針です。

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