政界引退の重鎮らが集結 石原維新代表も飛び入り[2013/06/30 17:41]

 村山富市元総理大臣など政界を引退した重鎮らが集まり、憲法改正や選挙制度の改革を巡って、与野党に苦言を呈しました。

 村上正邦元労働大臣:「(村山元総理は)小異を捨てて大同を作り上げて、政治の安定を求めようとしていた。『原点に帰らないといけない。今はそういう事情に似てる』と言っていた」
 この会議は、「枝葉末節にとらわれた今の政治はおかしい」と亀井静香衆議院議員が呼びかけて、政界を引退した村山元総理や野中元官房長官らが集まりました。また、日本維新の会の石原代表も飛び入りで参加するなか、憲法改正の発議要件を緩和する96条の先行改正については否定的な意見がほとんどでした。そして、現在の衆議院の小選挙区比例代表並立制については、「諸悪の根源であるから変えないといけない」など、抜本改革を求める声が多く出されました。

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