国会議員の海外視察に“メス” 費用削減を検討[2013/08/23 11:56]

 自民党は、国会改革の一環として、費用対効果が問われている国会議員の海外視察にメスを入れる方針を固めました。

 衆参両院の各委員会が行う海外視察を巡っては、年間6億円の公費が使われ、衆議院では1人あたりの上限が170万円、参議院では上限が決められていません。このため、23日に開かれる自民党の作業チームでは、1人あたりの費用の引き下げや視察の審査基準を厳しくすることなどを議論する方針です。また、総理大臣や閣僚が国会に出席する時間の削減についても議論します。国会への出席時間が諸外国に比べても長いため、国際会議の欠席など外交上の弊害をなくすのが目的ですが、野党からの反発は避けられません。

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