安倍総理に身内のTPP反対派から“厳しい攻撃”[2013/10/24 11:50]

 国会の予算委員会でひた走る安倍総理大臣。ここまで、野党の度重なる追及をかわし、向かうところ敵なしかと思いきや…。基本的質疑の最終日の24日、身内の自民党からJA出身、TPP=環太平洋経済連携協定に反対の急先鋒が登場し、厳しい攻撃を仕掛けました。

 (政治部・水頭洋太記者報告)
 農業団体を代表する山田議員に対して、安倍総理は、米、麦などの重要5項目に配慮しながらも、あくまで年内妥結を目指す姿勢を示しました。
 自民党(TPP反対派)山田俊男参院議員:「なぜ、日本側が自由化率について提起したうえで、タリフライン(関税細目)の議論をやらなきゃいけないのか」
 甘利TPP担当大臣:「それぞれの国が、自分のところは一歩も譲らないけれど、お前のところはよこせという交渉はあり得ない」
 安倍総理大臣:「バランスに配慮しながら、交渉の年内妥結に向け、積極的な役割を担いたい」
 政府・自民党は、来月中旬をめどに、聖域としてきた5項目のうち、関税撤廃をゆずれる細目はないか検証する方針です。ただ、自民党内からは「これでは公約違反だ」「今から手の内を明かすような交渉は間違っている」という批判的な声も出ています。総理の言葉とは裏腹に、自民党内には「年内の妥結は無理」という懐疑的な見方も出ています。