山本太郎議員らが「秘密保護法案」の廃案訴える[2013/11/14 17:11]

 山本太郎参議院議員らが、秘密保護法案反対を強く訴えました。

 無所属・山本太郎参院議員:「たくさんの人が(秘密保護法案の)危険性を知ったら止まる。だとしたら、今国会中には絶対に決め(成立)させてはいけない」
 社民党・福島前党首:「秘密を知ることが地雷を踏むことになる法案は、白紙撤回すべきだ。超党派で動いているが、とにかく国会で成立しないことに全力を挙げる」
 社民党の福島前党首や山本議員ら4人の野党議員が、秘密保護法案を廃案にすべきだと強調しました。山本議員は「原発関連の情報などは、すでに隠蔽(いんぺい)されている」としたうえで、「なぜ法案が必要なのか」と訴えました。一方、法案を担当する森担当大臣は、特定秘密の指定の在り方など制度の見直しを法案成立後も検討する考えを示しました。
 秘密保護法案担当・森大臣:「さらなる改善を今後、法案成立後も尽くしていく努力をしていきたい」
 担当大臣がこのように法案成立後の修正の可能性に言及するのは異例です。また、森大臣は、今の国会での成立に向けて与党と日本維新の会が行っている修正協議について「しっかり対応したい」という考えを示しました。

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