総理「一般人は巻き込まれない」 特定秘密保護法[2013/12/09 21:34]

 安倍総理大臣は会見で、強行採決の末に成立した特定秘密保護法について、「私自身がもっと丁寧に説明すべきだった」と反省したうえで、「一般の方が巻き込まれることは決してない」と強調しました。

 安倍総理大臣:「秘密が際限なく広がる、知る権利が奪われる、通常の生活が脅かされるといった懸念の声も頂いた。しかし、そのようなことは断じてあり得ない。今でも政府には秘密とされている情報があるが、今回の法律により、今ある秘密の範囲が広がることはない。厳しい世論については、国民の皆様の叱声であると、謙虚に真摯に受け止めなければならないと思う。私自身がもっと丁寧に時間をとって説明すべきだったと反省もしている」
 安倍総理はこのように述べたうえで、「今後も国民の懸念を払拭すべく、丁寧に説明をしていきたい」と訴えました。さらに、日米安保に関する密約について、これまで説明を受けてこなかったと明らかにし、「今後は情報保全諮問会議に報告しなければならないので、総理も知らないという秘密はあり得ない」と強調しました。安倍総理はまた、外交・安全保障の司令塔となる国家安全保障会議の事務を担当する国家安全保障局長に谷内内閣官房参与を起用し、年明けにも発足させることを発表しました。そのうえで、谷内氏を主要各国に派遣し、アメリカやイギリスなどのNSC=国家安全保障会議と連携を図る考えを示しました。