オスプレイ訓練 長崎、大分に移転検討 政府[2013/12/19 00:06]

 沖縄のアメリカ軍、普天間基地に配備されている「オスプレイ」について、政府が、訓練の一部を長崎県と大分県に移転することを検討していることが明らかになりました。

 これは、複数の政府関係者が明らかにしたもので、訓練の移転候補地として長崎県大村市の陸上自衛隊駐屯地と大分県の日出生台演習場が検討されています。一方、沖縄県側はこれまで、普天間基地のオスプレイ12機程度を県外に配備することを求めています。政府は、訓練の移転により、仲井真知事が普天間基地の移設先である辺野古沖の埋め立て申請に承認を出すよう促したい考えですが、訓練の移転にはアメリカの同意が必要なほか、訓練移転先の自治体の反発も予想されます。
 長崎県大村市の市民:「大村に住んでびっくりしたことといえば、飛行機とかヘリコプターの音なので、それがもっとひどくなったら嫌」「安全面がどうなのかということですね。だから、その安全面を確実にクリアに(はっきり)してもらえば、歓迎じゃないけど、良いんじゃないですか」
 大分市の市民:「身近なところで、そういう事故が起きるかもしれないという不安は感じます」

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