「結いの党」旗揚げ　江田氏、野党再編に強い決意

　みんなの党を離党した江田憲司衆院議員ら15人が、新党「結いの党」を旗揚げしました。新代表に就任した江田氏は、野党再編に強い決意を示しました。

　江田憲司衆院議員：「次の総選挙までに野党再編がなかったら、衆議院議員を私は辞したいと思う」
　そのうえで江田新代表は、「官僚主導・族議員主導が安倍政権には見られ始めた」と、与党との対決姿勢を鮮明にしました。まずは、年明けから日本維新の会との政策協議を開始し、来年春ごろまでに維新の一部との合流を目指します。そのうえで、来年秋ごろまでには民主党も含めた政界再編を完了し、70人規模の政党にしたいとしています。ただ、みんなの党の渡辺代表は、離党して新党に参加した比例選出の13人に対しては議員辞職を求め、みんなの党の会派からの離脱を認めていません。そのため、来年の通常国会での実質的な議員活動が制約される可能性も出ています。